こんにちは。
日中は夏を思わせるぐらい暑い日が続くようになりました。
今年の夏も熱くなりそうな予感です。

いまいち収まらないコロナのニュースだけでなく、原因不明の『小児の肝炎』や聞きなれない『サル痘』という感染症が海外で流行しつつあるという心配なニュースがあります😨
それに加え、食料品や日用品の値上げラッシュのニュース😢
感染対策や節約生活に知恵をしぼって頑張らなければと気合が入る毎日を送っています💪

そんな中、先日田舎から色とりどりの新鮮な野菜が送られきました。体にもよさそうだし、お財布的にもたすかります。

感激✨✨です。キャベツにごぼう、きゅうり、トマト、コーンにケールにズッキーニ🥬🍅🌽。
ありがたやありがたや👋。

と、野菜入り段ボールを満面の笑みでながめていると　👀　、

ん？

あ！！😲

野菜の下にひかれた新聞の記事が目に留まりました。

胃がん？　ピロリ菌？
消化器内科の医院で働く者の職業病　ですかね💦。

今年4月の新聞でした。
『ピロリ菌除菌保険適用9年・胃がん死亡　減少顕著』
胃がんの原因の大半が胃に感染するピロリ菌であることが判明し、ピロリ菌の除菌に幅広く健康保険が適用されるようになってから今年で9年。胃がんによる死亡が顕著に減り始めた。
という内容でした。
記事の中である大学教授の先生は「胃がんで亡くなる必要はない時代にはいってきた。」とまでおっしゃられてます。

ピロリ菌。
皆さん一度は耳にしたことがあると思います。このHPでも当院の先生が説明しているし、そのほかの専門の先生方が説明してくださっている情報がネットにものっていますので、詳しい説明はぜひそれらをご覧ください。

ここで私たち消化器内科で働く医療従事者がぜひぜひ皆さんにお知らせしたいのは…

☆世界保健機関（WHO）がピロリ菌は胃がんの原因の8割をしめると表明していること。
☆感染者が多い日本では胃がんの98％がピロリ菌が原因との研究がある。

という点です。それに加え、保険診療で除菌を行う際は内視鏡検査（胃カメラ）を必ず行わないといけないのですが、この検査のおかげで早期胃がんの発見が増えているそうです。

新聞記事の中の大学教授は『除菌で胃がんリスクが大幅に減り、併せて行う内視鏡検査で早期発見できるのに、胃がんで命を落とすのは惜しい』とおっしゃっています。

ほんとうにほんとうにこの先生のおっしゃる通りだなぁと思いませんか？
このブログをご覧いただいたみなさん、どうぞご家族やまわりの方々にこの事実をおしえてあげてください。そして一人でも多くの方の病気の早期発見につながる！！となれば、大変うれしく思います💛💛。