大阪市城東区関目駅徒歩5分の内科・内視鏡検査

任意接種

任意接種(自費となります)

年齢制限はありますが、一部公費助成されるワクチンもあります。

世界的には定期接種に組み入れられているものもあり、現在、日本小児科学会が厚労省へ

日本でも定期接種にするよう働きかけています。

当院で接種できる代表的なものを記します。


ムンプス(おたふくかぜ)ワクチン 生ワクチン

 保育園や幼稚園での流行が散発しています。いわゆる「おたふく風邪」で耳下腺が主に侵されますが、膵臓、精巣、卵巣にも炎症を起こすことがあります。難聴の原因となることが知られているほか、髄膜炎や脳炎を引き起こすこともあり、これら原因で将来に渡って不妊症などの後遺症を残す残る場合もあります。
 1回だけの接種でもある程度の予防効果はありますが、基本的に2回受けたほうが将来にわたって免疫効果の持続が期待できます。受けるタイミングは1歳になったときと、3歳以降で1回の2回接種が望ましいとされています。


ロタウイルスワクチン 生ワクチン(経口)

 乳幼児下痢症の重要な感染症で例年2~5月ごろに流行します。ワクチンをしなければ誰でも1回以上(多い人は数回)感染します。嘔吐、下痢などの胃腸炎を起こすほか、痙攣や脳症を引き起こしたり脱水などのため入院を要することもあります。 ロタウイルスには遺伝子多型があり、流行する遺伝子型は主に6種類です。ロタウイルスワクチンはロタリックスとロタテックという2種類があります。ロタリックスはロタウイルスの遺伝子型1種類をカバーしている1価ワクチンで、ロタテックは5種類をカバーしている5価ワクチンです。接種回数はロタリックスが2回でロタテックは3回で、途中で変更して接種することはできません。接種費用の総額は大体どちらも同じになるように設定されています。当院ではワクチン効果の期待からロタテックのみを採用し常備しています。一回目をロタリックスで接種された方はあらかじめ予約が必要です。

 接種は生後6週から開始可能で、遅くとも32週には終了する必要があります。現実的なスケジュールとしては2ヶ月でHIbワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチンと同時接種で開始するのが理想的で、現実的です。


インフルエンザワクチン 不活化ワクチン

 インフルエンザワクチンは冬季~春先にかけて例年流行する季節性インフルエンザに先立って接種するワクチンです。このワクチンはインフルエンザの発症を完全に予防することはできませんが、重症化や合併症の発生を予防する効果が証明されています。平成27年のシーズンから3価→4価ワクチン(A型2種類、B型2種類)へと変更され、この年からワクチンが値上げされました。接種量や接種方法は下記の通り従来と変更はありません。なお、6か月未満は接種対象とはなりません。また13歳以上でも免疫強化を期待して2回接種することは可能です。2回接種の場合は(年齢に関係なく)接種間隔を4週程度明ける方が効果的と考えられます。

接種回数 6か月~13歳未満:2回接種(接種間隔は2週~4週)
13歳以上:1回接種
接種量 6か月~3歳未満:1回0.25ml
3歳以上:1回0.5ml

 新型インフルエンザの流行(パンデミック)が懸念されています。可能性として鳥インフルエンザ(A型H5N1)などが想定され、すでにパンデミックワクチンが作成されています。政府は一定の備蓄を済ませており流行の兆候があれば供給を開始することとしています。ただ、効果や副作用の点では未知の点が多く、すべての人にいきわたらない可能性が考えられます。流行の兆しがあれば感染予防(できるだけ外出を避ける、マスク、うがい、手洗いなど)を優先させるべきと考えます。


A型肝炎ワクチン(商品名:エームゲン)不活化ワクチン

 汚染された食物(たとえば生牡蠣など)からの経口感染で発症するA型急性肝炎を予防するワクチンです。小児では不顕性感染(感染しても発症しない)が多く、逆に成人では感染するとほとんど発症することがわかっています。そのためか日本では16歳以上で接種することとなっています。アフリカ、アジア、南アメリカなどの流行地へ渡航予定の16歳未満の方は、渡航用のワクチン接種を行っている医療機関へ相談してください。

 接種スケジュールは半年間に計3回接種します。(2回目は初回接種後2~4週後、3回目は初回接種から6か月後)