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予防接種

予防接種について

 

 

はじめに

 医学の発達した現代においても感染症との戦いは未だに完結していません。ワクチンで防げる感染症は予防接種で予防することが大切です。たとえばポリオ、麻疹、風疹、おたふく風邪、日本脳炎などはウイルス感染症で罹患すると有効な治療薬が未だにありませんが、ワクチンで免疫をつけておくと罹患しないで済みます。日本脳炎はいまだに高い死亡率(過去は30~50%、最近25年では17%)が報告されています。また、上述のポリオですが、一時はワクチンの普及によってWHO(世界保健機構)から絶滅宣言がなされた後、接種をやめた一部の地域で再燃しています。

 以前、日本はワクチン後進国と言われ、先進国の中では承認されたワクチンの数自体が少なく定期接種や公費補助も充実していると言えない状況でしたが、ここ数年で大分好転してきています。このページでは新しいワクチンの情報も含め予防接種に関する情報を提供し、安心して予防接種を受けていただくための一助になれればと考えています。できるだけ手厚い予防接種ですべての人が感染症から守られることを願っております。

各種予防接種に対応

☆大阪市定期予防接種 定期接種の項目を参照してください

種類が多く、接種スケジュールを迷う方も多いかと思いますのでお気軽にご相談ください。

また接種したワクチンの確認のため、母子手帳がないと接種できない場合がありますので、小学生以下のお子さんはかならずお持ちください。

ちいさいお子さんは体調を崩しやすく、スケジュールどおりに接種できなかったり、お仕事をされているお忙しい保護者の皆さんのために、診察時間内であれば予約がなくても接種できる体制を整えております。
(一部特殊な予防接種はのぞく)

また、院内で他の感染症をもらってしまわないかとご不安な方のために、
金曜日15:30~16:30は予防接種や乳児健診専用時間帯
を設けていますので、ご活用下さい。

☆高齢者用肺炎球菌ワクチン接種

大阪市内に居住されている方で要件を満たす方が対象です。予約はいりませんので体調のよいときに、予防接種受付時間までに来院して下さい。

☆任意接種 (任意接種の項を参照してください。)

インフエンザ(冬場のみ)や海外渡航のためのワクチン接種も対応いたします。
特殊なワクチンの場合は一度お問い合わせください。

 

 


予防接種の受付時間

これまで予防接種後は30分間院内(待合室や個室)での経過観察をお願いしておりましたが、待合室の混雑予防の観点から令和2年10月よりこの制度を中止し院外で様子をみていただくよう変更いたします。ただし、接種後のリスク(特に重篤なアナフィラキシーショックなど)がなくなるわけではありませんので、接種後はご自宅や車の中などあまり遠くに離れない場所で待機していただき30分程度は慎重に経過を観察してください。そのうえで何か問題や気になる変化があればすぐに戻って受診してください。したがって予防接種の受付は診察時間終了の30分前までとさせていただきます。ただし、これまで予防接種後に問題があった方や不安か強い場合は今まで通り院内に残って様子を見ていただいても結構ですので申し出てください。

予防接種専用枠 毎週金曜日 15:30〜16:30

および

経過観察のため診療時間終了30分までの受付とさせていただきます。
午前 9:00〜11:30(日・祝休診)
午後 16:30〜18:30 (火・土・日・祝休診)午前⑪時以降、午後18時以降は完全予約となりますので、こちらの時間に接種をご希望の方は予約をお願いします。
※ 季節性のインフルエンザワクチンの接種時間は別に設定しています。詳しくこちらをご覧ください。

 


予防接種を受けるときの一般的注意

 体調がいいときに受けるのが原則です。明らかに発熱している(37.5℃以上)場合や咳などの風邪症状がひどい場合、下痢・嘔吐なの消化器症状がある場合には接種ができません。体調が回復するのを待って接種しましょう。風邪や突発性発疹、手足口病、などのウイルス性疾患の罹患後は明確な基準はないものの、治って1週間程度経ってから接種するのが一つの目安です。麻疹や風疹、おたふく風邪、水痘は罹患後一時的に免疫力が低下するといわれており治癒後2~4週間程度は予防接種を控えてください。
 慢性の病気や治療で長期間薬を飲んでいるような場合は接種が可能かどうか主治医に相談してください。特殊な治療薬(たとえば川崎病で免疫グロブリンを使用した場合など)を使ったあとも一定期間接種を控えた方がよい場合もあります。
 けいれん既往、アレルギー体質、アトピー性皮膚炎などがある人でも問題なく接種ができる場合が殆どですが、接種に不安がある場合はご相談ください。

予防接種を受けたあとの注意事項

 ワクチン接種後におこるアナフィラキシーなど重篤な反応は接種後30分以内に起こることが多いことがわかっているため、接種後30分間は急な反応がないかなどを確認する必要があると考えています。これまでは院内で待機(経過観察)していただいておりましたが混雑につながる懸念がありますので令和2年10月より院外で様子をを見ていただくよう変更いたします。当院から遠くない場所であればご自宅や車の中などで待機して様子を見ていただき、何か問題や気になることが発生した場合はすぐに戻って受診してください。ただし心配な方は従来通り院内に残っていただいても結構ですので受付や接種時に申し出てください。


 接種部位は触ったり揉んだりしないでください。当日の入浴は可能ですが、水泳やランニング、格闘技、球技などの当日の激しい運動は避けてください。(翌日以降は可。)


 局所での免疫反応のため接種部位が腫れることがしばしばありますが、ひどい場合は冷やすなどしていただくと数日中には大抵おさまります。関節を超えるくらい激しく腫れたり激しい痛みが続く場合は受診してください。


 四種混合ワクチン接種後でしばしば発生する事象としてが接種部位が硬結になる場合があります。これも特に処置は不要で数週~数カ月くらいかかりますが自然に消退していきます。


 すべてのワクチン後には免疫反応により発熱する場合があり、ほとんどは当日~翌日には軽快します。38℃を超える場合も珍しくなく熱のわりに元気なことが多いのが特徴で接種部位が熱をもって腫れていることが多いです。特別な処置は必要なく自然に治まる場合が殆どです。ただ、たまたま風邪など含めた感染症に罹患した場合が紛れ込むなどもありますので37.5℃を超えるような熱が2~3日以上続く、機嫌が悪い、咳などの症状も伴うというような場合は受診してください。(感染外来に来ていただく場合があります。)


健康被害が起きたとき

 現在のところ予防接種による重篤な健康被害はこれまでの国内の報告では100万~200万件に1件程度と言われています。ワクチンによる重篤な健康被害が起きた際には、予防接種法の規定により発生した健康被害の救済が行われます。定期接種か任意接種かでしくみや救済上限額などが異なりますが、国内で承認されたワクチンすべてに適応されます。(国内承認されていない海外の個人輸入のワクチンなどでは適応されません。)
 当院では国内で承認されたワクチンのみ接種を行っております。万一当院でワクチンを受けられて健康被害が発生した際はすぐにご相談ください。
 


ワクチンの種類

 製造方法などから生ワクチン、不活化ワクチン、トキソイドの3種類に分類されています。
生ワクチンは生きたウイルスや細菌の病原性を抑えて薄めたものです。免疫を作る力は最も強いですが、副反応としてその病気に軽く感染したような症状がでることがあります。


同時接種

 日本小児科学会は予防接種の同時接種の有用性、安全性についての見解を公表しています。


定期接種

 定期接種は基本的にすべて公費助成により無料で受けられます。定期接種には年齢制限など決まっており、その期間が過ぎると任意接種の扱いとなり公費では受けられなくなります。


任意接種

 年齢制限などがあるものの公費助成されているワクチンがあります。いくつかのワクチンは世界的には定期接種に組み入れられているものもあり、現在、日本小児科学会が厚労省へいくつかのワクチンについて定期接種に組み入れる働きかけを行っています。


海外渡航の際のワクチン

 海外生活で必要な予防接種は日本での通常の予防接種以外のワクチンが必要なことがあります。