大阪市城東区関目駅徒歩5分の内科・内視鏡検査 野口医院

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久々に!!

スタッフブログ

何年かぶりの行動制限がないGW、みなさま楽しかったですか?
後半はお天気にもめぐまれ、各地の行楽地の人出も以前にもどりつつあったようです。
我々もゆっくりと・・・といかないのが、医療事務者の宿命です⤵。

GWあけの10日までに仕上げればならないレセプト請求という1大ミッションをかかえているんです 😢

レセプトってご存じですか?
正式には『診療報酬明細書』といいます。
患者さんがどんな診療を受けられた際に発生する費用の内訳を記入した明細書です。

我が国の保険診療にかかる費用は国が定めた『診療報酬点数表』に基づいて算定します。
このおかげで全国どこの医療機関であっても同じ料金で受診できるんですよね💛。
さらにありがたいことに、日本には国民皆保険制度(世界にほこれる✨いい制度)があるので保険証をお持ちの患者さんはかかった医療費の1~3割だけを窓口でお支払いいただくだけでいいんです。

残りの7~9割分はそれぞれの患者さんが加入されている健康保険組合などの保険者が負担してくれているのです。患者さんからは来院のたびに窓口でお支払いいただけますが、残り代金を保険者にその都度請求するわけにはいかなので、1か月ごとにまとめて請求をします。

けれど、日本全国の医療機関がそれぞれの保険者に別々に請求なんてすと想像を絶する手間がかかるので、取りまとめてくれる機関があります。
社会保険なら支払基金、国民保険なら国保連合会へ毎月10日までにレセプト提出すると、後日支払いをしていただけるっていう仕組みです。

各患者さんごとに1枚レセプトを作成し、事務員総出でチェック。仕上がったレセプトを10日までに提出。これがミッションです💪。

提出方法もここウン10年で進歩してきました。
私が新米だったころは1枚1枚紙での提出。レセプトのたばを風呂敷でつつみ、提出場所までもっていってました。それが電子カルテの導入にともなって、フロッピーに。そしてCD-Rになり、いまではオンラインで請求できるまでになったんです。
医院にいながらレセプト請求できる!!! と当時は感動の嵐でした。

さあ、休日返上で9日までにレセプトをしあげましたよーー⤴

何回やっても回線がつながらない。
え、なにかの設定を間違えてる?アナログの私にはさっぱりわかりません。
9日の夜中の11時までトライするも全然回線がつながらない。
そして無常にも刻一刻とせまる10日のしめきり。

レセプトが送れない=その月の医院の収入がない💀💀💀
そんなことはありえないと院長からの無言の圧力!
寝れない、今晩😢(と言いつつぐっすり寝ましたが)

どうやら大型連休あけ、全国の医療機関が一斉にデーターを送ったため回線がパンクしたそうです。
そのせいで請求期限が12日まで延長されたんです。
でも、でも、そのお知らせをしったのは10日のお昼すぎ。
いやぁ、はやく言ってよ、そのことを。

先ほどなんとか請求を終え、無事に5月を過ごせそうです。
こんなにやり切った感満載のレセプト業務は久々。

全国の医療事務のみなさま、本当にお疲れ様🥰でした。