大阪市城東区関目駅徒歩5分の内科・内視鏡検査 野口医院

ウェブ診療受付

発熱

小児科「気になる症状」

 

発熱

 風邪症候群をはじめ原因としてはウイルス感染によることが大部分を占めています。発熱は本来人間が持っている免疫反応の一つであり、体温を上げることでウイルスを体から排除しようとする防衛機構ともいえます。そのため、むやみに熱を下げる事はよくありませんが、一方で体力を消耗させてしまいます。したがってクーリング(氷枕や保冷剤で頭や脇の下を冷やす)する程度に留めておき、むやみに解熱剤に頼らない事が必要です。ただ、特に小さなお子様の場合は体力がありませんので発熱によって弱っている(熱で水分や食事が取れない場合やぐったりしている)場合には解熱剤の使用が有効となります。また無理に汗をかかそうとするのも体力を消耗させ、脱水を助長するため好ましくありません。必要以上に厚着させたり布団や毛布を過剰にかぶせるのも好ましくありませんので、室温を調整し楽な格好で過ごしやすくするのがよいでしょう。