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似たもの夫婦、病気まで似る⁉

スタッフブログ

 

街を歩いていると、よく似ていらっしゃるご夫婦をみかけること、ありませんか?
特にご高齢のご夫婦だと、
「長年連れ添うと、顔も似てくるんだ。仲がいい証拠!!」
と、ほっこりさせてもらうこともしばしばあります。

皆さんの中にも周りから「似てきたね。」って言われるご夫婦、おられませんか?

一緒にくらしていると食べ物や生活習慣が同じなので、顔や雰囲気、話し方なんか似てきて当然なのかもしれませんが、似てくるのはそれだけではないよということが科学的に証明された!!というのが今回のお話です。

先日、先生が「おもしろい論文があるよ」といって教えてくれました。

筑波大学の研究で、

『夫婦は同じ生活習慣病になりやすい』

という結果が出たそうです。

詳しくお知りになりたい方はぜひ筑波大のHPをご覧いただければとおもいますが、簡単にご紹介すると、

”40歳以上の8万7000組を解析したところ

『夫、もしくは妻が高血圧、糖尿病、脂質異常症などの治療を受けている場合、その配偶者も同じ生活習慣病の治療を受けるリスクが有意に高いという結果が出た。』

『一緒に暮らしていると、同じ食事、飲酒、運動など互いのライフスタイルに影響を与えあうことになる。このように生活が似通うことで、配偶者が生活習慣病をもつ人は、そうでない人と比べて、配偶者と同じ生活習慣病を発症するリスクが高いと考えられる。』”

なるほど、なるほど。ですね。

夜にお父さんが「とんかつ食べたい」といえば、ほとんどお母さんもとんかつを召し上がりますよね。
お父さんがほろ酔い気分になって、「お母さんも1杯どう?」なんて誘えば、お母さんもお酒を召し上がることもあるでしょう。

朝、お母さんが元気に散歩にでかける習慣があれば、「お父さんもたまには一緒にどう?」なんてなること、ありますよね。

良い習慣であれ、悪い習慣であれ、お互いに影響をおよぼしあい、それが生活習慣病をひきおこしてしまうかもしれないということですね。

 

さらに我々医療従事者が興味深いのは、この論文で次のようにまとめれられている点です。

『生活習慣病の予防、早期発見、悪化防止のためには、患者に加え、患者の家族にも気を配る必要がある』と。

当院にはご夫婦だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんからお孫さんまでと3世代にわたってかかりつけとしてくださっているご家族が多数おられます。
ご家族みなさんを診せていただくことで、病気の原因となる遺伝的な要因だけでなく、生活習慣にも気を配らせてもらうことができます。
今後もこの論文結果を肝に銘じ、スタッフ一同みなさまのお役に立てるよう努めて参ります。

 

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