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人生会議、いかがでしょうか?

スタッフブログ

”♪ じんせい~いろいろ~ ♫ ”

続きを口ずさんだあなた!
そんな世代の皆様に、ご自分やおやごさんのためにやっていただきたいこと。それが今回のお話です。

人生会議

お聞きになったこと、ありますか? 

厚生労働省が普及をすすめるアドバンス ケア プランニング (ACP)の愛称です。

『もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族や医療、ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取り組みのこと』 

誰でも、いつでも、命に関わる大きな病気やケガをする可能性があります。命の危機がせまったとき、70%の方が自分の意志を伝えられない状態になってしまわれているそうです。ご自分が受ける医療にもかかわらず! 
ですから、”いよいよ”となったとき、どのような最期を迎えたいかを考えそれを家族や信頼できる人に伝えておくことが大切なんですね。

あなたの最期はどこで迎えたいですか? ご自宅ですか? 病院ですか?
いざ呼吸が停止した場合、心臓マッサージなどの蘇生を希望しますか? 人工呼吸器をつけますか?
口から物が食べれなくなったら、管を通して栄養をとりますか? それとも自然に任せますか?

など、どれも重たい内容ばかりですから、本当に病気になってしまってからだとお互い聞くに聞けない雰囲気になってしまいかねません。だからこそ、元気なうちに人生会議を開くことをお勧めするのですね。 

当院では在宅医療も行っており、毎年何人かの患者さんの看取りをさせていただいています。
実際にあったことなのですが、最期は自宅でと希望されていた方の親族が体調の悪化に驚いてしまい救急車を呼んでしまいました。救急搬送後病院で延命治療が施され、多くのチューブがつながれたままお亡くなりになり、ご本人の希望に添えなかったと息子さんが大変悔やまれていました。でも苦しんでいるご家族を目の当たりにすれば、一刻も早くなんとかしてあげたい、救急車!!ってなるお気持ち、とてもわかります。
また、自宅で最期を迎えるとなるとご家族に相当な負担がかかるのも事実です。
家族に迷惑をかけたくないからという理由や、自分は最後の最後まで治療をつづけてほしいからと最期の場所を施設や病院を選ぶ方ももちろんいらっしゃいます。

一番大事なことは、人生会議の目的は先にのべた具体的な希望を明らかにすることではなく、そういうことについて家族や医療やケアの担当者と話しあう”行動をすること”という点です。また、「元気な時はこう考えていたけれど、実際病気になったら考え方がかわった」ってこともあるでしょう。ですから環境や体調の変化によって、繰り返し話し合いをすることも必要です。(詳しい趣旨や話し合いの方法などは ”人生会議 厚生労働省” で 検索してみてください。)

ただし、すべての人が人生会議をしなければ!!ということではありません。
「私はもしもの時ことなど、考えるのは嫌だ」と思う方は無理に考えなくてもいいのです。ご本人の価値観によって人生会議をしないという選択肢ももちろんあることを覚えておいていただければとおもいます。

では実際に人生会議を始めてみると
「延命治療ってどんなことするの? 人工呼吸器つけたら、栄養チューブをつけたらどうなるの?」
「看取りを自宅でとなった場合、家族は具体的にどんな心構えでいないといけないの?」 
などなど疑問がわいてくるでしょう。

そんな時はどうぞ先生や看護師にご相談ください。様々な経験からきっとお役に立てると思います。

『ぜひあなたの人生会議に参加させていただけませんか?』 当院からのお願いです。

 

      

 

 

 

 

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